こんにちは、まいんでぃあ開発者の「はっさく太郎」です。
「絶対にクビにならないし、ボーナスも確実に出る。
だから公務員になりたい!」
日本の社会において、公務員は依然として大人気の職業です。
しかし、「安定している」という外部環境のメリットだけで就職してしまうと、入庁後に「組織の強烈な文化」と「自分の性格」の間で深刻なミスマッチを起こし、最悪の場合はうつ病などで休職してしまうケースも少なくありません。
ここでは、心理学のエビデンスであるビッグファイブ理論を用いて、リアルな公務員の環境に適応できる人の性格を冷静に深掘りしてみましょう。
公務員に向いている性格のビッグファイブプロフィール
| 特性 | 理理想的な傾向 | 理由 |
|---|---|---|
| 誠実性 | 高い 🔺 | 法律・条例・前例を厳密に遵守し、ミスなく事務処理を完了させる |
| 神経症傾向 | 低い 🔻 | 激しいクレーマー市民の対応や、理不尽な異動にメンタルを消耗しないタフさ |
| 協調性 | 高すぎない(中) | 市民の感情に共感しすぎると疲弊するため、一定の割り切り・境界線が必要 |
| 開放性 | 低い 🔻 | 「より良く変えよう」という創造性が、前例主義の組織では壁にぶつかるため |
1. 公務員最大のリスク:「高すぎる開放性(創造性)」は身を滅ぼす
民間企業では「現状を疑い、新しく効率的なやり方を提案する力(開放性)」が高く評価されますが、公務員(特に行政職)の世界では、これが逆効果になることが多々あります。
公務員の仕事は「法律(条例)通りに、全ての市民へ公平に執行すること」です。
「こっちのシステムに変えた方が絶対早いです!」という新しいアイデアを出しても、「前例がない」「予算の承認がない」「セキュリティリスクが完全にゼロではない」として跳ね返されるのが日常です。
- 与えられた明確なルールの中で、淡々と手足を動かすのが好きな人(開放性が低い)に向いている
- 「もっとこうすればいいのに!」と現状維持に強いフラストレーションを感じる人(開放性が高いクリエイター気質)には、極めて息苦しい環境
2. ストレス耐性(神経症傾向の低さ)が必須の窓口・折衝業務
「公務員はデスクワーク」というイメージは捨ててください。
市役所の窓口、ケースワーカー、税務徴収など、公務員の最前線の業務は「市民からの激しいクレームや理不尽な要求のサンドバッグになること」が含まれます。
ここで「協調性」が高く「神経症傾向(不安・ストレス)」が強い優しい性格の人は、「相手が怒っているのは自分の対応が悪いからだ…」と全てを背負い込み、休職に追い込まれてしまいます。
「怒っているのはこの人自身の問題であり、私はルールに則って淡々と対応するだけだ」と、心の中に分厚い防弾ガラスの壁を作れる(適度にドライな)性格の人だけが生き残れます。
「安定」という言葉の裏側にあるもの
| 「安定」のメリット | 裏返しとなる「デメリット(不条理)」 |
|---|---|
| 雇用が絶対的に守られる | 全く仕事をしない(パワハラ気質の)無能な上司や同僚も絶対にクビにならず、組織に残り続ける |
| 年功序列で給料が上がる | 若手時代にどれだけ圧倒的な成果を出しても、同期と給料が数千円しか変わらず、評価されない |
| ゼネラリスト育成(異動) | 「福祉」「税務」「都市計画」など数年おきに全く畑違いの部署へ強制的に異動させられ、専門スキルが身につかずリセットされる |
よくある質問(FAQ)
Q.安定を求めて公務員になりたいですが、考えが甘いでしょうか?
問題は、「安定=仕事が楽」ではないということです。
公務員の実際の現場には、深夜残業が常態化する「激務部署(財政や企画など)」や、精神が削られる「クレーム対応部署」が多数存在します。
「安定のためなら、どんな理不尽でも3年(異動まで)耐え忍べる」という強烈な忍耐力(誠実性)がある人には向いています。
Q.新しい企画やクリエイティブな仕事がしたいのですが、公務員はつまらないですか?
ただし、近年では「自治体DXの推進」「シビックテック(テクノロジー活用)」「地方創生の企画」など、一部の専門部署では新しいアイデア(開放性)が強く求められるようになってきています。
最初から民間感覚に近い「キャリア採用枠」や特定の専門職を目指すのも一つの戦略です。
Q.コミュニケーションが苦手ですが公務員になれますか?
窓口業務や福祉担当など、対人折衝(クレーム対応含む)が多い部署では「協調性」や「外向性・メンタル耐性」が必須になります。
一方で、内部システムの管理、統計処理、税務計算など「非対人の事務処理(誠実性)」が重視される部署もあります。
異動が多い環境だからこそ、配属された場所で「仕事だと割り切ってこなす」器用さが必要です。
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