こんにちは、まいんでぃあ開発者の「はっさく太郎」です。
「マーケターって響きがかっこいい!でも、センスが求められそうで自分にできるか不安…」
Webマーケターやデジタルマーケターと呼ばれる職種は若手から圧倒的な人気を誇りますが、実は「ひらめきやセンス」だけで勝負できる世界ではありません。
ここでは、マーケティングの仕事内容を分けたうえで、ビッグファイブの各特性がどこで活かしやすいかを整理します。性格だけで採用可否や成果を予測するものではなく、経験・スキル・関心・職場環境と合わせて考えるための仮説です。
マーケターに向いている性格のビッグファイブプロフィール
大規模な職業別研究では、職業間にビッグファイブの平均差は見られる一方、説明できる差は限定的で、同じ職業の中にも大きな個人差があります。以下はマーケティング業務の要求から整理した「活かしやすい傾向」であり、成功者の必須条件ではありません。
| 特性 | 活かしやすい傾向 | 理由 |
|---|---|---|
| 誠実性 | 中〜高 | 数字・データのエラーを見逃さない緻密さ、仮説検証(PDCA)を回し続ける泥臭さ |
| 開放性 | 高い 🔺 | 新しいトレンドのキャッチアップ、顧客の隠れたニーズを探る想像力 |
| 協調性 | 中〜やや高 | ターゲット(顧客)の感情への共感力 |
| 神経症傾向 | 中程度 | 「これで本当に売れるか?」という適度な危機感とリスク管理能力 |
1. データを扱う領域では、誠実性の「検証を続ける力」が活きる
「マーケティング=面白いバズ企画を考える仕事」だと思っていませんか?
広告運用やSEO、CRMなどでは、企画力だけでなく、数字を確認し、小さく試し、結果を記録して次の施策へつなぐ反復が多くあります。こうした場面では、誠実性に含まれる計画性や継続性が活きやすいと考えられます。
- 1日数十個の広告クリエイティブを作成し、どれがクリックされるかA/Bテストし続ける泥臭さ
- Google Analyticsやスプレッドシートの膨大な数字と睨み合い、0.1%の違いを分析する緻密さ
- 「なぜ売れなかったか」の失敗から目を背けず、すぐに次の施策を打つ実行力
一方、誠実性の高さだけで成果が決まるわけではありません。扱う商品への理解、顧客調査、分析スキル、チームでの意思決定も必要です。
2. 「開放性」と「協調性」の掛け合わせで顧客心理を読む
データ分析(誠実性)と同じくらい重要なのが、画面の向こう側にいる「人間の感情」を読み解く力です。
ここで活きるのが、開放性(想像力・好奇心)と協調性(他者への共感)の掛け合わせです。
- 「この商品を欲しいと思う人は、普段どんなことに悩んでいるんだろう?」(共感・想像)
- 「世の中で最近これが流行っているのは、人々のこんな心理が背景にあるはずだ」(知的好奇心・分析)
自分の主観(自分が好きだから)に固執することなく、「ターゲットがどう感じるか」に憑依できる性格が求められます。
マーケターの種類と向いているタイプ
マーケティングと言っても領域によって求められる性格は少し異なります。
自分の強みに合わせてキャリアを選ぶことが重要です。
| 職種・領域 | 特に重要な特性 | 向いている人 |
|---|---|---|
| Web広告運用(パフォーマンス) | 誠実性 + 開放性 (論理性重視) | 細かな数式やデータ分析が好きで、数字の改善にゲーム感覚で没頭できる人 |
| SNS・コンテンツマーケティング | 開放性 + 協調性 (共感力重視) | トレンドに敏感で、ユーザーがどんな言葉や画像に心動かされるか(エモさ)を考えられる人 |
| SEO(検索エンジン最適化) | 誠実性 + 開放性 (継続重視) | アルゴリズムの分析と、構成作り〜執筆という地道な作業を長期間継続できる職人タイプ |
| プロダクトマネージャー(広義) | 外向性 + 全体のバランス | エンジニア、デザイナー、営業など他部署を巻き込んでプロジェクト(製品作り)を推進できる人 |
参照資料と読み方の注意
- Mõttus et al. (2025), Personality profiles of 263 occupations
- Wilck et al. (2022), Big five personality traits and performance
- International Personality Item Pool(IPIP)
これらは職業群や仕事上の成果との関連を示す研究であり、「特定のスコアならマーケターになれる」と保証するものではありません。本記事の領域別対応は、仕事内容を理解するための編集上の整理です。
よくある質問(FAQ)
Q.マーケティング未経験ですが、文系で数学が苦手でも活躍できますか?
マーケティングにおける「データ分析(誠実性)」は、高度な数学的知識よりも「四則演算を用いて論理的に原因を推測する力」です。
「なぜここでお客様は離脱したのだろう?」という顧客の心理的背景(開放性・協調性)を想像する力がある文系出身者は、むしろ強力なマーケターになる素質があります。
Q.データ分析より企画を考える方が好きですが、マーケターになれますか?
数字と睨み合うのが好きな「パフォーマンスマーケター(広告運用など)」だけでなく、ユーザーの心を動かすSNS運用やメディア記事の企画・ディレクションを行う「コンテンツマーケター」という生き方もあります。
もし開放性(想像力)や協調性(共感)が高いなら、コンテンツ寄りからキャリアを始めるのがおすすめです。
Q.マーケティング職は残業が多くてブラック(激務)ですか?
代理店はクライアント対応があるため納期に追われて「誠実性」と「神経症傾向の低さ(体力・メンタル)」が強く求められます。
一方で事業会社であれば比較的スケジュールをコントロールしやすく、自分のペースで仕事がしやすい傾向があります。
MBTIでENTPがしっくり来ている人は、マーケ職との相性をもっと仕事選びに落とし込んだ ENTPに向いてる仕事 もあわせて読むと、仮説検証型の役割がどこで活きやすいかを整理しやすくなります。
5つの特性から整理してみませんか?
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